「猫可の賃貸なら、退去時もそこまで揉めないはず」
そう思っていたのに、退去時に高額な原状回復費用を請求されたという相談は少なくありません。
実は「猫可」と書いてある賃貸物件でも、
原状回復に関する考え方は物件ごと・管理会社ごとに大きく異なります。
この記事では、
猫可賃貸を専門に扱う不動産屋の視点から、
実際によくある原状回復トラブルと、その回避方法を解説します。
猫可でも原状回復トラブルが起きる理由
猫可賃貸だからといって、
「猫による傷や汚れがすべて免責される」わけではありません。
多くの物件では、
- 通常損耗:オーナー負担
- 故意・過失、ペットによる損耗:入居者負担
という考え方がベースになっています。
この線引きを理解しないまま入居すると、
退去時に「そんな話は聞いていない…」という事態になりがちです。
👉 猫と暮らす前に知っておきたい基本条件については
「猫と快適に暮らすための部屋の広さと間取りのポイント」 もあわせて参考にしてください。
原状回復トラブル① 爪とぎによる壁・柱の傷
もっとも多いトラブルが、爪とぎによる損傷です。
よくあるケース
- 壁クロスがボロボロになる
- 柱や巾木に深い引っかき傷が残る
- 一部補修では済まず、広範囲の張り替えになる
猫可物件であっても、
明らかに深い傷や広範囲の損傷は請求対象になることがほとんどです。
原状回復トラブル② におい(尿・体臭)が残っている
次に多いのが、においに関するトラブルです。
特に指摘されやすい場所
- フローリング・クッションフロア
- 押入れや収納の内部
- エアコン内部
においは目に見えないため、
退去立会い時にトラブルになりやすいポイントです。
👉 日常生活での対策については
「賃貸でもできる猫の感電防止対策|コード・コンセント・家電別に解説」 とあわせて、
「賃貸でできる対策」という視点で考えると役立ちます。
原状回復トラブル③ 床材の傷・剥がれ
猫が走り回ることで、
- フローリングの細かい傷
- クッションフロアの剥がれ
が発生することがあります。
軽微な生活傷であれば問題にならない場合もありますが、
広範囲に及ぶ場合は張り替え費用を請求されるケースもあります。
原状回復トラブル④ 多頭飼いによる想定外の損耗
猫1匹想定の物件で、
- 実際は2匹・3匹を飼育していた
- 契約書に飼育頭数の明記がない
この場合、
「想定を超えた損耗」と判断される可能性があります。
👉 多頭飼いを検討している方は、
「賃貸で猫を多頭飼いしたい方へ|知っておきたい飼育制限と物件選びの注意点」
を事前に確認しておくことをおすすめします。
原状回復トラブル⑤ 契約書の特約を見落としていた
実務上、もっとも多い原因が契約書の特約の見落としです。
よくある特約例
- 退去時、クロス全面張り替え
- 消臭・消毒費用の定額請求
- ペット飼育時は敷金全額償却
「説明されなかった」と感じても、
契約書に記載があれば有効になるケースがほとんどです。
原状回復トラブルを防ぐためにできること
入居前に確認すべきポイント
- ペット飼育時の原状回復特約
- 敷金・償却条件
- 飼育頭数の明記
入居中にできる対策
- 爪とぎ防止対策
- トイレ周りの防臭・清掃
- 定期的な換気
退去前にやっておきたいこと
- においのセルフチェック
- 簡易清掃・消臭
- 不明点は事前に管理会社へ相談
猫可賃貸こそ「最初の物件選び」が重要
原状回復トラブルの多くは、
入居前の確認不足が原因です。
- 猫可=何でもOKではない
- 将来の多頭飼いまで想定できているか
- 原状回復条件が明確か
これらを理解した上で物件を選ぶことが、
結果的に猫も人も守ることにつながります。
猫と安心して暮らせる賃貸を探している方へ
ねこ賃貸では、
- 猫可という表記だけで判断しない
- 原状回復条件まで含めて丁寧に説明
- 将来の多頭飼いも見据えた提案
を大切にしています。
「猫可賃貸で後悔したくない」
「退去時に揉めない物件を選びたい」
そんな方は、
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